コニサーズ・クラブ | 世界の名車をあなたに。「connoisseur」(コニサー)とは、美術品や趣味の品などを鑑定する人のことを指す。

コニサーズ・クラブ
 
 
HOME  |  Catalog Collection  | My Favorite Things  | Test Drive  | Contact us
 
 
Catalog Collection
 
part 1
 
TRIUMPH VITESSE
 
TRIUMPH VITESSE  TRIUMPH VITESSE

TRIUMPH VITESSE  TRIUMPH VITESSE
 
トライアンフのベーシックモデルとして親しまれたヘラルドから、ボディ、シャシー等のコンポーネントを引き継ぎ、新設計となる排気量1.6リッターのストレート6を搭載した上級モデル。コンパクトなボディにハイパワーかつスムーズな6気筒エンジンが組み合わされたこともあり、“プアマンズ・ロータス・コーティナ”なるニックネームが与えられた。
 
 
ALFA ROMEO Giulia Sprint GT
 

ALFA ROMEO Giulia Sprint GT  ALFA ROMEO Giulia Sprint GT  ALFA ROMEO Giulia Sprint GT

ALFA ROMEO Giulia Sprint GT  ALFA ROMEO Giulia Sprint GT

 
先行デビューしていたシリーズの基幹車種、ジュリア・ベルリーナを追いかけるかたちで、1963年にデビューした大ヒット作。ジョルジェット・ジウジアーロによってデザインされたスタイルは秀逸のひと言で、大人4人が快適に移動できるスペースユーティリティもしっかり確保されていた。直列4気筒DOHCエンジン(1600cc)、5速トランスミッション、4輪ディスクブレーキといった先進の装備を満載し、シチュエーションを問うことなく痛快な走りを披露した
 
 
PANHARD 17
 

PANHARD 17  PANHARD 17

PANHARD 17  PANHARD 17

PANHARD 17  PANHARD 17

PANHARD 17  PANHARD 17

PANHARD 17  PANHARD 17

 
1954年にデビューした総アルミ製ボディのディナを始祖とする個性的なフランス車。ディナはコスト高ゆえに高価格となり、セールス面で苦しんだため、1960年に『17』となって車体を一般的な鉄製へと変更した。高出力のティグルをラインナップに加えるなど、若干の機種追加があったが、1965年にシトロエンの傘下となった時点で生産中止となった。
 
 
PANHARD 24
 
PANHARD 24  

PANHARD 24  PANHARD 24
 
『17』の後継車として登場した『24』は、パナールが世に送り出した最後のクルマ。すでに提携状態にあったシトロエンの影響が随所に見られたが、オリジナリティ溢れる直線的ボディは、いかにもパナールらしい個性的なものだった。メカニズム的には終戦直後にデビューした初代ディナとほとんど変わらなかったが、24Cの他にティグル・エンジンのT、ホイールベースが長い24B/BTなどもラインナップされた。1965年にシトロエンに吸収されてからはID19とAMI6の中間モデル的な役目を担ったが、計画中であったGSに道を譲るかたちで1967年に生産中止となった。
 
 
RENAULT FLORIDE
 
RENAULT FLORIDE  RENAULT FLORIDE  RENAULT FLORIDE
 
ルノー・ドーフィンをベースとするパーソナルカーで、1958年に登場した。ルノーが本格的にアメリカ市場への参入を果たすために計画されたモデルで、戦後のルノーでは初めての2ドアだった。イタリアのカロッツェリア、ギアの手になるボディは2ドア/2シーターで、カブリオレとこれにハードトップを装着したクーペがあった。シャシーはドーフィンと共通で、リアに積まれた直列4気筒OHVエンジンは、当初、ドーフィン・ゴルディーニと同じ850ccだったが、1962年からは同時に登場した新世代のリアエンジンセダン、8と同じ950ccとなり、車名もフロリードSとなった。
 
 
CITROEN DS19
 
CITROEN DS19  CITROEN DS19

CITROEN DS19  CITROEN DS19
 
1955年に開催されたパリ・サロンでデビュー。その先進的なメカニズムおよびスタイルで、瞬く間に一大センセーションを巻き起こした。シトロエンのエリート技術集団による独創的挑戦の集大成だといえ、都会派フランス人の支持を得て人気車となった。エンジン以外のすべてを1系統の油圧制御でまかなうという常識破りのメカニズムを採用し、独特の乗り心地はあたかも宇宙船に乗っているかのようだった。1965年の秋にDS21となり、1975年にカタログ落ちした。
 
 
次回は、CITROEN ID19、デーベー、ファセルベガ等のカタログをご紹介します。
 
text&photos by Hidenori Takakuwa(高桑“ハッサン”秀典)
 
<戻る
 
 
Copyright (C) 2011 connoisseurs_club All Right Reserved.